油というとどうしても「体に悪い」「太る原因」といったイメージが先走ってしまいますが、油はたんぱく質や炭水化物と並んで、体に必要な三大栄養素のひとつ。 上手に摂って毎日の健康に役立てましょう。

要は「脂肪酸」

脂肪酸は、油の主成分。
エネルギー源としての役割と、体の組織を正常に機能させる働きを持っています。
時代とともに私たちの食生活も変化してきましたが、戦後、日本人の平均寿命が延びた理由のひとつに、油を採る食生活になったということも関係しているそうです。

適量の植物油は、コレステロール値を下げたり、脂肪をつきにくくするという利点もあります。
また、食物繊維と一緒に摂取すると余分な油の吸収を減らしてくれる働きがあります。

摂取量の目安

では毎日どれくらいの油を摂れば、体にいいのでしょうか?
理想的な油の摂取量は、一日の食事の20%~25と言われています。
この摂取量が13%に届かないと、血管がもろくなり、脳出血を起こしたりする可能性が出てきます。
成人男性の場合、「一日60g」の油が必要とされます。
しかし、肉や魚、乳製品、豆類、加工食品などにも「見えない油」が含まれているので、この分を引くと、食用油の摂取量は成人男性で「一日30g」が適量ということになります。

脂質が不足すると、腎臓機能の低下、皮膚がカサカサ、暗闇に目が慣れにくくなるなどのトラブルが起きたり、無理なダイエットで油分を過剰にカットすると様々なトラブルが現れますので、注意が必要です。

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